院長ブログ
はざま医院 院長・伊藤伸介のブログです。
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あかぎれの予防
体の表面は皮脂(ひし)という脂(あぶら)の膜でおおわれていて、肌を守っています。汗と同時に分泌される皮脂は、暖かい季節はよく分泌されますが、寒くなってくると分泌が低下し肌の潤いが足りなくなり乾燥してきます。体の末端にある手足の指先などは特に温度が低く、...
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10月3日にノーベル生理学医学賞に関連して、東海テレビの取材を受けました
名古屋市南区の内科小児科、はざま医院、院長の伊藤伸介です。 2023年のノーベル生理学・医学賞は、新型コロナワクチンであるmRNAワクチンの開発で大きな貢献をした、アメリカのペンシルベニア大学の研究者、カタリン・カリコ氏とドリュー・ワイスマン氏の2人が選ばれ...
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年を取らない方法ってあるの?
同級生の人に言われました。「伊藤君は若く見えるね、何か特殊なサプリとか飲んでるの?」 私は答えました「サプリは一切飲んでいないよ。ただ食事と運動には気を使っているんだよ」 (正直に言うと男性型脱毛症の飲み薬は飲んでいます 笑) 若さを保つ秘訣って何なのでし...
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新型コロナ第9波の気配
新型コロナ陽性反応者が増えてきました。新しい波の始まりの気配が。 新型コロナ治療薬であるゾコーバ、ラゲブリオ、ベクルリー、いずれも使用できる体制が整っていることがありがたいです。さらに2023年5月8日から65歳以上高齢者、基礎疾患のある方、医療従事者へのワクチ...
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冬の日の自転車走行会
毎日寒いですね。朝はやく自転車通学する学生さん見ていると本当に寒そうです。がそんな気候に負けないでがんばっている私の趣味の1つをご紹介したい思います。 2023年1月29日日曜日に、普段からお世話になっているK自転車店主催の自転車走行会がありました。出発したとき...
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新型コロナ第7波、BA5の脅威
本日、また一軒、近隣の診療所の先生が新型コロナに罹患され、臨時休診となってしまいました。 この一年、同業者の罹患は耳にしたことがなかったで、平素実行している防御で守れると実感していたのですが、2022年7月に始まった新型コロナウイルスの第7波では、7月中旬か...
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熱中症に十分気を付けましょう
ことしは記録的な早さで梅雨が明けました。梅雨明け直後は身体がまだ暑さに慣れておらず、急に訪れた暑さに過剰に反応してしまいます。例えば極端に汗をかいたり、体温を下げるために体表の血管が過剰に開いたりして、塩分の喪失や急激な血圧低下を招いてしまいます。その...
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新型コロナ感染対策の基本(2)
新型コロナワクチン接種や特殊な防具着用以外で、皆様にもできる新型コロナ感染対策の後半をお伝えします。 1.外出先での不織布マスクの着用 マスク着用で大切なことは、上部に縫い込まれている針金を利用して、その部分を鼻の形に添わせるように曲げて顔面とマスクの隙間...
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新型コロナ感染対策の基本(1)
2020年1月に日本で第一例目が確認された新型コロナ感染症、いまだ終息する気配は見られず2022年2月には第6波の大きな流行にみまわれました。はざま医院では多くのコロナ検査をおこなってきましたが(新型コロナ検査は一般患者さんと接することがないように、すべて隔離室や...
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空腹は健康の味方
「健康のために朝ご飯をきちんと食べましょう」とは子供のころからよく聞かされたフレーズですが、頭ごなしに信じることもできないようです。 糖尿病の食事療法では、一日3食できるだけ同じカロリーで均等に食べることが、インスリンを分泌するすい臓に負担をかけないため...
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新型コロナ患者数の減少とワクチン接種
2021年11月中旬現在、新型コロナ新規患者数は非常に少なく抑えられています。日本のコロナワクチン開始は欧米にくらべ遅れたのですが、一旦始まったらすばらしい勢いで接種者数は増え、60%を超えると希望者が減ってくる「60%の壁」は見られず直線的に接種者数が増えてい...
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不眠症?と悩む前に (2)
一旦眠ったのに夜中に目が覚めたらなかなか寝付けない方への対応をご提案したいと思います。 (1)ベッドの中にいる時間が長すぎる 前回お話ししましたように、正常な65歳以上の人は6時間以上睡眠をとることは困難ですし、また必要でもありません。ベッドの中にいる時間を6...