新型コロナ患者数の減少とワクチン接種 - 院長ブログ

2021年11月11日医療について

2021年11月中旬現在、新型コロナ新規患者数は非常に少なく抑えられています。日本のコロナワクチン開始は欧米にくらべ遅れたのですが、一旦始まったらすばらしい勢いで接種者数は増え、60%を超えると希望者が減ってくる「60%の壁」は見られず直線的に接種者数が増えています。つまり出足は遅れたのですが、短期間のうちに多くの方が免疫を獲得したため、おそらく現在ひとつの国としては世界でトップクラスの免疫状態にあるのではと推察されます。ただワクチンの免疫は4週目くらいをピークに段々と低下しますので、現在計画されているように第2回目接種から8か月後くらいに追加接種を受けることが大切になります。いつごろどのような形で政府からワクチンが供給されるのか未定ですので、当院での予約開始日などについて申し上げることはできませんが、いずれ始まることは間違いありません。皆様におかれましては、この良い状態が少しでも長く続くように油断することなく従来通りマスク着用や手指消毒などコロナ対策をお続けください。