新型コロナ感染対策の基本(1) - 院長ブログ

2022年3月29日医療について

2020年1月に日本で第一例目が確認された新型コロナ感染症、いまだ終息する気配は見られず2022年2月には第6波の大きな流行にみまわれました。はざま医院では多くのコロナ検査をおこなってきましたが(新型コロナ検査は一般患者さんと接することがないように、すべて隔離室や自家用車の中で行っております。また疑われる患者さまは、来院時から待合室や診察室に入ることがないように対応しております)、すべての検体採取は院長の伊藤がおこなっています。3月には東邦大学医学部の新型コロナ感染症専門家の医師が新型コロナになって話題になりました。時には泣き叫ぶお子さまの検体採取もしている小生は常に感染リスクにさらされているのですが、現在のところ新型コロナに感染した兆候は経験していません。おこなっている対策は以下のようなことです。

・新型コロナワクチン3回接種完了
・コロナ患者あるいはその疑いのある人と接するときは、N95マスクとフェイスシールド、および使い捨てゴム手袋と紙ガウンの着用

です。またこれらの患者さんと接する機会がある当院の職員も、同じ対策を講じて接しています。これにより2年間院内感染は起きていません。

いっぽう心配なのは、これらの防具を着用していない院外で新型コロナに罹患してしまうリスクです。しかし幸いなことに2年間、全ての職員は院外でも新型コロナに罹患していません。新型コロナワクチン接種や特殊な防具着用以外で、皆様にもできる対策について次回新型コロナ感染対策の基本(2)でお伝えします。