いつまでもつづくインフルエンザの流行について東海テレビ「ニュースOne」に出演しました

2024年2月07日 院長ブログ

2024年1月31日午後、東海テレビのニュース番組「ニュースOne」で、いつまでも続くインフルエンザの流行について、院長伊藤伸介が取材を受けコメントが放送されました。

今シーズン(2023年秋~2024年春)のインフルエンザは9月下旬に流行が始まりましたが、1月下旬になっても流行が続く特殊なシーズンになっています。例年インフルエンザは12月ころから1~2か月流行し終焉するのですが、2020年に始まった新型コロナに対する手洗い、マスク、ソーシャルディスタンスなどの対策はインフルエンザに対してもとてもに効果的で、この3年間は大きな流行は見られませんでした。

しかし、流行しなかったことで皆さんの体に作られていた免疫が下がってしまったり、新型コロナが5類感染症に格下げになったことから皆さんの気が緩んで手洗い、マスク、ソーシャルディスタンスを怠るようになったことなどが重なり、今年のいつまでも続く大きな流行になっているのではと思われます。

対策としては、新型コロナ対策と同じで、手洗い、マスク、ソーシャルディスタンスを保つ。今さらではありますがインフルエンザワクチンを打つ。受験などでどうしてもインフルエンザを予防したいときは、自費診療になりますが、抗インフルエンザ薬の予防投与を行う。などがあげられます。

抗インフルエンザ薬の予防投与とは、タミフルやイナビル、ゾフルーザなどのインフルエンザ治療薬を予防したい期間の直前に使用するというもので、副作用はほとんどなくほぼ100%予防することができます。当院でも行っております。必要な場合はご相談ください。

放送されたニュース動画はこちらです
16時台の放送
18時台の放送