寒さが厳しくなってくるこの季節、「肌がかゆい」「粉をふく」「いつもの保湿剤が効かない」といったご相談が増えてきます。冬は一年の中で、最も皮膚が乾燥しやすい季節です。
その理由の一つは、空気の乾燥です。気温が下がると空気中の水分量が減り、皮膚から水分が奪われやすくなります。さらに、暖房の使用により室内も乾燥し、知らないうちに肌のバリア機能が低下してしまいます。
皮膚の表面には、本来「皮脂」や「角質層」があり、外からの刺激や乾燥から体を守る役割を果たしています。しかし乾燥が進むと、このバリアが壊れ、かゆみ・湿疹・ひび割れなどの原因になります。特にご高齢の方や、アトピー体質の方、小さなお子さんは注意が必要です。
◆日常生活でできる対策としては
・熱いお湯での長時間の入浴を避ける
・体をゴシゴシ洗いすぎない
・入浴後はできるだけ早く保湿を行う
といった点が大切です。それでも症状が改善しない場合や、かゆみが強い場合は、我慢せずにご相談ください。適切な外用薬を使うことで、皮膚の状態は大きく改善します。
◆「年のせい」「冬だから仕方ない」と思わず、早めのケアが大切です
当院では、患者さん一人ひとりの皮膚の状態や生活環境に合わせたアドバイスを心がけています。寒い季節も、できるだけ快適に過ごせるよう、お肌のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。
寒さと乾燥肌について 〜冬に多いお肌のトラブル〜 - 院長ブログ
2026年1月26日医療について