高血圧は、自覚症状がほとんどないため「特に困っていないから」と思われやすい病気です。しかし、症状がないまま進むところにこそ、高血圧のこわさがあります。
血圧が高い状態が続くと、血管には常に強い負担がかかり、
・脳梗塞・脳出血
・心筋梗塞・狭心症
・心不全
・腎機能の低下
・認知症
など、命に関わる病気を起こすリスクが高くなります。これらの病気は、一度起きてしまうと元の状態に戻すことが難しく、長期の後遺症につながることもあります。だからこそ、高血圧を早くから適切に治療することが、将来の健康を守るためにとても重要となのです。
◆ ガイドラインに沿った「目標値までの治療」
現在の日本の高血圧治療ガイドラインでは、目標にすべき血圧値が定められています。当院では、このガイドラインに沿って患者さんにとって安全で無理のない範囲で、血圧を目標の数字まで下げていくことを重視しています。
治療といっても、いきなり強い薬を使うわけではありません。まずは、塩分を控える・体重管理・適度な運動などの生活習慣の見直しを行い、必要に応じて内服薬を組み合わせていきます。
薬は、「一生飲むの?」と不安をお持ちの方も多いですが、適切に血圧をコントロールすることで得られる、脳や心臓・腎臓の疾患を予防する大きな効果が証明されています。
◆ 一緒に続けられる治療を
血圧の治療は“その方に合った方法でコツコツ続けること”が何より大切です。当院では、患者さんの生活スタイルや体質に合わせた治療方針をご提案し、無理なく続けられるサポートを行っています。
気になることがあれば、いつでもご相談ください。皆さまの健康と安心を守るために、全力でお手伝いしてまいります。
高血圧はなぜ治療が必要なのでしょうか ー放置すると気づかないうちに体が傷ついていきますー - 院長ブログ
2025年11月20日医療について