秋から冬にかけて流行する感染症といえば、インフルエンザと新型コロナウイルスです。どちらも重症化や入院の原因となり得るため、ワクチンによる予防がとても大切です。
◇ 新型コロナワクチンの効果
新型コロナワクチンを接種すると、65歳以上の方では発症を約50%、入院を約70%予防できることがわかっています。特に高齢の方にとっては、重症化を防ぐ強力な手段となります。
◇ 名古屋市での自己負担額と治療費の比較
名古屋市では、65歳以上の方の新型コロナワクチン接種費用は7,700円に設定されています。一見高く感じるかもしれませんが、実際に新型コロナにかかってしまった場合、重症化予防のために使用される治療薬は1割負担であっても1万円以上かかることが少なくありません。ワクチン接種は、経済的な観点から見ても有効な予防策といえます。
◇ 死亡者数の現状
2024年度1年間で、新型コロナウイルスによる死亡者は約35.865人に上り、全死因の中で第8位を占めています。これは依然として深刻な状況です。しかも、そのうち約97%は65歳以上の方が占めています。したがって、高齢者における新型コロナワクチンの重要性は格段に高いのです。
一方、インフルエンザによる年間死亡者数は2,855人とされており、新型コロナによる死亡者数はその約12.5倍にあたります。この数字からも、新型コロナ対策の必要性が明らかです。
◇ まとめ
インフルエンザも新型コロナも、重症化や入院のリスクを減らすためにワクチン接種が推奨されています。特に新型コロナワクチンは、依然として大きな脅威であり、ご自身とご家族を守るために、欠かすことのできない予防手段です。
当院では、皆さまが安心して接種を受けていただけるように体制を整えております。ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
参考
2025年度の新型コロナワクチン定期接種に関する見解
令和7年度高齢者を対象とした新型コロナウイルス感染症予防接種
インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの重要性について - 院長ブログ
2025年9月29日医療について