健康診断は、病気のサインを見つける大切な機会
毎年の健康診断、結果をしっかり見ていますか?
自覚症状がなくても、体の中では少しずつ病気が進んでいることがあります。
特に「脂質異常症(ししついじょうしょう)(しひついじょうしょう)」は、気づかないうちに動脈硬化を進め、将来的に心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高める“サイレントキラー”とも呼ばれる病気です。
脂質異常症ってどんな状態?
血液中のコレステロールや中性脂肪のバランスが崩れた状態を指します。
• LDLコレステロール(悪玉)が高い
• HDLコレステロール(善玉)が低い
• 中性脂肪(トリグリセライド)が高い
このような場合、「脂質異常症」と診断されることがあります。
自覚症状がないからこそ、早めの対策を
脂質異常症は初期には症状がほとんどありません。
ですが、放っておくと血管が硬くなり、詰まりやすくなります。
健康診断で異常を指摘されたら、「まだ大丈夫」と思わずに、まずは医師にご相談ください。
生活習慣の見直しがカギ
治療はまず、生活習慣の改善から始まります。
• 食事(脂っこいものを控え、野菜や魚を増やす)
• 適度な運動(ウォーキングなどを無理なく続ける)
• 禁煙・節酒
• 睡眠・ストレス管理も重要です
それでも改善が難しい場合は、お薬による治療が必要になることもあります。
当院では、検査結果の説明から治療まで丁寧に対応します。
「健康診断で異常が出たけど、どうすればいいか分からない」
「病院に行くほどではない気がする」
そんな方も、お気軽にご相談ください。
当院では、患者さん一人ひとりの生活スタイルに合わせたアドバイスと、丁寧な診療を心がけています。初診の方は、LINEの友達追加をしていただくと、スマートフォンからも簡単にご予約いただけます。
健康診断で「脂質異常症」と言われたら? - 院長ブログ
2025年4月22日医療について