梅雨が明け、本格的な夏を迎えると、お子さんの発熱やのどの痛みで受診される方が増えてきます。
「昨日まで元気だったのに急に39度の熱が出た」
「口の中が痛くて食べられない」
「手や足に発疹が出てきた」
このような症状の多くは、いわゆる「夏風邪」が原因です。
夏風邪には、ヘルパンギーナ、手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)などがあります。冬の風邪と違い、高熱が出たり、のどの痛みが強かったりすることが特徴です。
診察室でお子さんを拝見していると、熱が高くても意外と元気にしているお子さんもいれば、のどの痛みで水分が飲めず、ぐったりしてしまうお子さんもいます。
保護者の方にぜひ気をつけていただきたいのは、「熱の高さ」だけでなく、「水分が摂れているか」という点です。
夏は汗もかきやすく、発熱によってさらに体の水分が失われます。お茶や水だけでなく、経口補水液やゼリー飲料、アイスクリームなどでも構いませんので、少しずつでも水分を補給してあげてください。
また、食欲が落ちているときは無理に食べさせる必要はありません。まずは水分をしっかり摂ることを優先しましょう。
一方で、
・水分をほとんど受け付けない
・おしっこが極端に少ない
・ぐったりして反応が悪い
・呼吸が苦しそう
・高熱が何日も続く
といった場合は、早めの受診をおすすめします。
夏風邪の多くは数日から1週間ほどで自然に回復します。しかし、お子さんの体調変化は早いため、ご家族が不安を感じたときには遠慮なくご受診ください。
暑い夏を元気に乗り切るためにも、十分な睡眠、バランスの良い食事、そして手洗いを心がけましょう。
お子さんの健康について気になることがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
子どもの夏風邪について ~院長からのメッセージ~ - 院長ブログ
2026年6月23日医療について