読書

本は楽しいですよね,知らない世界に自分の好きな時間に入っていくことが出来ます.最近読んだ本は

思想

知の歴史(中川純男 監訳 Bb出版)

 哲学者の功績について簡潔に記した哲学図鑑.お勧めです!!

ソクラテス(中野幸次 著 清水書院) ソクラテスについての書.知の歴史で面白いと感じた哲学者についてもう少しつっこんで勉強
ソクラテスの弁明・クリトン(三嶋輝夫ら著 講談社学術文庫) ソクラテスについてもう少し勉強.「もっとも立派でしかも簡単なのは,自分以外の人間をやっつけるのではなく,自分ができるだけ優れた者になるよう自分自身を磨くこと(p78)」など改めて明言を心に銘記
ロック(田中 浩ら 著 清水書院) 知の歴史で面白いと感じた思想家についてもう少し勉強
ニーチェ(工藤綏夫 著 清水書院) 知の歴史で面白いと感じた思想家についてもう少し勉強.「人間各自この現在の生を大切にして充実して,それがそのままの形で永遠に反復することを願わずにいられないように作り上げていこうとする決断を持って生きる」(p188)など,また新たに名言を心に銘記

自然科学

生命と地球の進化アトラスT・U・V(小畠郁生 著 朝倉書店) 38億年前,地球上に誕生した生命は,どのような過程を経て人類にまで至ったのでしょうか.大陸移動と密接に関連した生物進化についての最新知識を,多くの図を使いながら分かりやすく概説.人間と言う生物として如何に良く生きるかを知る上で,一般生物のありようが大変参考になりました
生命と地球の歴史(丸山茂徳ほか 著 岩波新書) プレートテクトニクスの専門家による書.7億年前ほどからマントルへ海水に注入が始まったことが,その後活発になる地球のマントル運動の一因になるなど,新しい知見を学ぶことができた
銃・病原菌・鉄,上・下巻(倉骨 彰 著 草思社) ヨーロッパ人とニューギニア人,現在この二つの民族の間に存在する文明格差は,どのように生じたのであろうか.最終氷河期が終わろうとする1万3000年前をスタート地点として物語は始まるが,「それぞれの民族の在住地の近縁が,偶然農耕に適した場であったのか,あるいは家畜に恵まれた場であったか」など偶然のなせる業であろうと考察されていく
生命40億年全史(渡辺政隆 訳 草思社) 化石ハンターの冒険談とそのノウハウを織り交ぜながら,40億年に渡る生物史を詳細に語っている.大陸移動説を始めて唱えたヴェゲナーの労苦のストーリーも大変面白い(p284).コンパクトに40億年全史がまとめられており,お勧めの書
現代人の起源論争(河合信和 訳 どうぶつ社) 類人猿から現在人に進化する諸説を紹介

小説

少年H(妹尾河童 著 講談社) 軍国主義にあった日本で,太平洋戦争を著者妹尾が小学生から中学生時代どのように生き抜いたか,エネルギーに満ち溢れた少年時代を生きた妹尾の経験を通して,生き生きと描いている.お勧めの書です
あかね空(山本一力 文芸春秋) 江戸時代,京から江戸に下った豆腐職人・永吉一家2代に渡る物語.長男をかわいがる母親と,その冷たい態度に耐えながら母をしたる次男と長女.一家は波乱万丈の流転を示すが,最後はかけがえのない絆によって結ばれる.お勧めの書です!!

1Q84(村上春樹)
久しぶりに読書感想をアップします.村上春樹が描く1Q84の世界.1984年に1Q84に迷い込んでしまった若い女性「青豆」.1Q84で様々なことと遭遇しながら,小学校のときの恋人と結ばれるのか.リアルに物語は進行します.ただし全部で1700ページを超えます(笑).ラストは僕の好む展開.「進んでそれを受け入れよう」と現実から逃れることなく堂々と生きようとする覚悟が描かれています.僕ならさらに「どのような現実であろうと−それを楽しみながら−行きよう」と言う覚悟を描きたいと思いました.

2006年1月16日 月曜


今日,Amazon.comから届いた本を紹介します.

1) Evidence-based medicine How to practice and teach EBM. Third edition