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EBMを用いた臨床疑問の解決
ここでは,EBMを用いて私が日常臨床から生じる疑問を,どのように解決しているかをご紹介いたします.EBMとはEvidence-based medicineの略です.日本語では「科学的根拠基づく医療」と訳されています.Sackett DLによれば「個々の患者の医療判断の決定に,最新最善の根拠を良心的かつ明確に,思慮深く利用すること」と定義されています. 引用文献:Sackett DL et al. Evidence based medicine: what it is and what it isn't. BMJ 1996;3 12:71-72.
気軽にEBMをやってみよう EBMを行った事例集
EBMに関連するサイト
Entrez PubMed アメリカ国立医学図書館での文献検索用サイト.英文以外の言語の主要ジャーナルも検索可能.使い方は下記の慈恵会医科大学学術情報センターを参照に ! UpToDate 米国の主要医学学会が共同制作しているエビデンス ベースドに厳密に編集された電子媒体教科書.CD-ROM版で年に3回改定.以前は手作業でエビデンス探しをしてEBMを行っていたが,UpToDateがあればそれで足りてしまうことが殆どです Clinical Evidence 英国医師会出版部門作成の治療に関連したエビデンス集.効果と害についてバランスよく記載されています.日本語版もあります The Cochrane Library 同じく英国で立ち上げられた治療に関するエビデンス集.Clinical Evidenceと違い徹底的(網羅的)にエビデンスが収集されている.またSystematic Reviewのエビデンスレベルは極めて高い 慈恵会医科大学学術情報センター PubMedの使用法について,分かりやすく解説されています.PubMedにチャレンジされる方は必見とか 帝京大学EBMセンター 上述のコクランライブラリーの概要および使い方について詳しく記載されています
医学雑誌
British Medical Journal イギリス医師会雑誌のホームページ.優れた論文が採用され,なんと言っても全ての論文が無料でダウンロードできます.British Medical Journalのように論文が無料で配信できように,厚生労働省が予算を日本の学術団体に与えて欲しいものです.「この論文が与えた新しい知見」と言うまとめが論文の最後に載り,紙面のヴォリュームも適切で,わたしには大変親しみやすい雑誌です JAMA こちらはアメリカ医師会雑誌になります.British Medical Journal には悪いのですが,さらに優れた論文が採用されています New England of Medicine ”England”がついていても”New England”でアメリカの医学雑誌です.活字が細かいのがちょっと困りますが,JAMA同様大変レベルの高い論文が採用され,いつも大変お世話になっています.日本語版もあります The Lancet またイギリスの医学雑誌です.世界の質の高い医学研究はこれら4つの医学雑誌に集約されて発表されている感が強いです.The Lancetの特徴は疫学的研究がやや多いような気がしています ACP Journal Club 上記4雑誌は,研究そのものが発表されるものですが(これを1次 媒体と言います),ACP Journal Clubは質の高い臨床論文を選び出しさらに吟味したものです.分かりやすく1論文を1ページにまとめ,さらにコメンテーターのコメントがついています.こんな具合のものです